ドーパミンとセロトニンの関係

ドーパミンとはどちらかというと逆方向の効果を持つ神経伝達物質としてセロトニンがありますが、もちろんドーパミンと無関係なものというわけではなく、むしろセロトニンと強調して働くものです。ドーパミン、ノルアドレナリン、そしてセロトニンは全て重要な役割を持ち、そのバランスが大事なのです。

 

ドーパミンは報酬に対する快楽をもたらす神経伝達物質で、アドレナリンの前駆体にもなっていますが、特に社会性の高い動物である人間は欲望だけで生きているわけではありません。また、常に快楽だけを感じて興奮状態を維持すれば体も心も疲れ切ってしまうことでしょう。

 

そんなとき、その状態に歯止めをかけて精神を落ち着かせる役割があるのがセロトニンです。セロトニンが正常に働いていれば脳や体に快楽が満ちていたり興奮が持続している時間は適切に保たれ、正常な感情の起伏が形成されます。

 

ドーパミンが不足すればモチベーションが保てなくなり無気力や鬱を誘発しますが、逆にセロトニンが不足すればドーパミンの作用を抑制する働きが弱まり、目的達成のために不眠不休で働くことを苦にしなくなり体を壊してしまったり、あるいは目的達成のためならば非合法手段も辞さないなどといった反社会的行動が見られることもあります。

 

また、前述の通りドーパミンとセロトニンのバランスが重要で、ドーパミンがセロトニンに対し多すぎればセロトニン不足と同じような精神状態が発現しますし、ドーパミンに対しセロトニンが多すぎればドーパミン不足と同じような状態になります。

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