ドーパミンが過剰になると

ドーパミンは人が行動を起こすために必要な燃料であり、あるいは点火口でもあります。人が様々な活動を行うためのモチベーションを形成する非常に重要な神経伝達物質ですが、分泌されればされるほどいいというものではありません。

 

特に高度な社会性を持つ人間は欲求を実現するだけで生きてはいけず、他人との協調や理性的な行動なども求められます。ドーパミンが過剰になるとこういった、冷静で理知的な行動が阻害されることとなります。

 

一時期社会問題となった買い物依存症。最近ではことさらメディアで取り上げられることは少なくなりましたが、問題は何ら解決しておらず、多くの人が買い物依存に陥り借金に困ったり、債務整理していたりします。

 

この買い物依存症患者は「新しいものを購入する」という行為の達成に対して極端な快楽がもたらされていることがわかっており、この正体が過剰なドーパミンです。ドーパミンは報酬を得たときだけでなく、報酬が得られることが予測できた時点で分泌されます。

 

ネットショッピングなどで注文ボタンを押せば注文が確定する、という段階でドーパミンは既に多量に分泌され、そしてドーパミンはアドレナリンへと変換され興奮状態に陥ります。そして欲求を実現することに対して「お金が払えない」などの現実的な抑止力が効かなくなってしまうのです。

 

買い物依存に限らず、ギャンブルにはまったり、窃盗の常習になったり、物事の達成に手段を選ばなくなったりすることが、ドーパミン過剰の具体的な弊害です。

 

ドーパミンを減らす方法

複数の通貨ペア